先日、シリーズ最新作『BIOHAZARD 7 resident evil』(以下、バイオハザード7)のコピーガードを発売からわずか5日で破られたDenuvo社が、騒動さめやらぬ内に再び不始末を起こしてしまったようだ。クライアントと交わしたメールの内容や一部実行ファイルといった社内の機密情報を、誤って公式サイト上に公開してしまったのだ。漏えいしたファイルは早速クラッカーたちによって根こそぎダウンロードされ、無法者が集うコミュニティで内部情報の分析が進められている。開放されたプライベートディレクトリはすでに閉じられているが、大きな敗北を喫したばかりの同社には大いに泣きっ面に蜂の事件となった。 歓喜に沸くクラッカーコミュニティ 「Denuvo Anti-Tamper」(以下、Denuvo)は、オーストリアに拠点を置くソフトウェア会社Denuvo Software Solutions GmbH(以