プレゼンテーションというと、PowerPointの資料をプロジェクターで投影し、1枚1枚めくっていく――というのが定番。せいぜいアニメーションを使ったり、動画を埋め込んだりするくらいだろう。こうしたプレゼンのあり方が変わりつつある。 「共有する」プロジェクター 会議室の壁に、複数台のプロジェクターで投影しているのは内田洋行。「2台くらいのプロジェクターならウチでも並べて使っている」という会社もあるかもしれない。だが内田洋行の場合、「PPA(パーフェクトプロジェクションアダプター)」というソフトがポイントだ。 このPPAは、内田洋行が自社開発したミーティング支援ソフトだ。サーバソフトとクライアントソフトで構成されており、サーバソフトをインストールしたPCにプロジェクタなどを接続し、ネットワークを経由してクライアント側のPCから操作できる。いちいちケーブルを差し替えなくても、ネットワークにさえ