ウィルコムと三洋電機は、東京ビッグサイトで行われた「グッドデザイン・プレゼンテーション2007」の会場において、2者コラボレーションによるプロトタイプ端末を発表した。 このプロトタイプは、ウィルコムのPHSモジュールである「W-SIM」と、三洋電機のニッケル水素充電池「eneloop」を組み合わせたもの。サイズは42(幅)×42(奥行き)×134(高さ)ミリで重さは非公開。単三形のeneloop一本で駆動し、試作レベルでの待受時間は約250時間、連続通話時間は5時間となっている。端末デザインは乾電池をモチーフにしたもので、カラーはホワイトのみ。操作部も発話/終話キーとダイヤルキーだけという、極めてシンプルなもの。なお、この端末はコンセプトモデルであり、製品化の予定は未定となっている。 W-SIMとeneloopは、ともに2006年のグッドデザイン賞金賞を受賞したプロダクト。eneloopは