前回(「“愛着”こそ最強の絆~アマダナ人気の秘密)は、高級家電の設計を手がけるリアル・フリート社長の熊本浩志氏にデザイン家電の考え方に関するお話を伺いました。単なるオシャレ風なコスメティックデザインではなく、対象とするユーザーの生い立ちまで考慮して記憶をくすぐるような設計をする。単なる省力や利便の機能を提供する手段としての道具ではなくて、その道具そのものに愛着を感じてもらうことが、モノづくりに携わる者としての喜びであるというお話を致しました。引き続き、熊本さんに話を伺いながら、今回はビジネスのあり方という側面から同社の志を分析してみたいと思います。 同社は5年ほど前に創業したファブレスの企業です。商品企画は自社で行い、量産は大手の電機メーカーのラインを利用しています。当然、設計開発のプロセスでは製造側の技術者と何度もやり取りをしながら製品設計を進めていきます。ここまではよくある話ですが、問
花粉が飛散し、鼻がむずがゆくなり始めたこの時期。家の中から花粉を追い出すには、空気清浄機だけでは不安。こまめな掃除で、床も空気もクリーンに保つのが正解だ。それには高性能で使い勝手のよい掃除機がぜひとも欲しいところ。サイクロン式と紙パック式は、どちらが良いのか――。クリーナーの最新事情を探っていくと、今買うべきクリーナーのポイントが見えてきた。 (文/神原 恭子<Asty&Sally>) 「サイクロン式」か「紙パック式」か 掃除機を選ぶとき、まず頭に思い浮かべるのは「サイクロン式」にするか、「紙パック式」にするかだろう。サイクロン式は比較的新しい方式で、遠心力で吸い込んだごみと空気を分離し、ダストカップの中にごみを集める。高価格だが、“排気がきれいで吸じん能力が落ちない”といううたい文句で人気だ。一方、紙パック式は本体にセットしてある紙パックに吸ったごみと空気を直接吸い込む、従来からある方式
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