フリマアプリの「メルカリ」は、日本のテック業界ではまだ数少ない連続起業家である山田進太郎氏が立ち上げたスタートアップ企業だ。2013年7月にサービスをローンチして2014年5月にはテレビCMを開始。一気に認知度を上げ、ローンチからわずか1年半の2015年2月時点で1000万ダウンロードを達成し、いまだ急成長を続けている。 2014年3月に14億5000万円、10月には総額23億6000万円もの大型の資金調達を実施し日本のスタートアップ業界の急成長株だ。日本でのマネタイズも早々に、すでにアメリカ進出を開始し、すでに1日の出品数は1万品を超え順調なすべりだしだという。 日本のスタートアップ企業の中から1つでもアメリカ市場でホームランが出てくれば、「日本のスタートアップ企業でも世界で戦える」という成功事例のシグナルとなり、後続企業が出てくるのではないか。大リーグで言えば野茂英雄が、その後に大リー
「初めてインターネットに触れた時と同じ感覚」ビットバンクCEO廣末紀之がビットコインに惚れ込んだ理由/廣末紀之インタビュー(1) 未熟な自分を叩き直すために新卒で野村證券に入社 −現在の仮想通貨取引所事業に至るまで、廣末さんはどのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか? はじめのキャリアは新卒で入社した野村證券です。 学生時代は早稲田大学に在学していたのですが、私は勉強がそれほどできるわけではなかったんです。だから就職活動をはじめたときも、正直いって自己評価はそれほど高くありませんでした。正直当時はアルバイトや自分でビジネスなどをして小遣いを稼いで、勉強せず遊びまくっていました。 だからこそ社会人になったらちゃんとしたビジネスパーソンにになりたいという想いが強かったです。そこで自分を鍛えるためにも、一番厳しい場所で働きたいと思ってました。 当時リクルートと野村證券の2社が1番厳しいと言わ
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