日本の円はどんどん、円高になっています。円高が困るという人がおられますので、先日、私は日本で10本の指に入るという経済学の権威の方とじっくりお話をしました。 私が勉強し、認識してきた経済や金融の確認と、円高について検討しました。現在の経済学は、アダムスミス以来、まだ生産側、消費側、そして経済安定のための国家の関与など、マクロ的と言えるのですが、国家や社会全体のことしか解明されていないことを確認しました。 またグローバリゼーションの問題、銀行規制の問題などまだまだ不十分な点もありました。 そして、現在のこととしては、円高はとても良いことである(当然ですが)ことも確認しました。ただグローバリゼーションの中で価格の調整が従来の経済学や金融が予想する範囲を超えていること、銀行が産業に活動資金を供給するという本来の目的を忘れていることなど大きな問題が内包されています。 経済や金融と行っても、所詮、物