マリナーズのイチロー外野手(38)が、今季は3番を打つことが濃厚となった。エリク・ウェッジ監督(43)が25日(日本時間26日)、米スポーツ専門局ESPNのラジオに生出演し語った。 「イチローともう一度話し合う必要はあるが、得点力アップのために最善のことをやる。今、頭に銃を突きつけられて決めろと言われれば、その(1番からイチローの打順を変更する)方向に傾くだろう」と明言したウェッジ監督。 勝つための策だった。イチローはマ軍在籍11年間で1733試合に先発出場し、うち1番は99%の1720試合。ただチームは昨季打率・233、556得点はともに30球団最下位とあり、指揮官は打線の組み替えを決断した。 マ軍は3月28、29日にアスレチックスとの日本開幕2連戦に臨む。イチローが、母国でポイントゲッターとして新たな魅力を発揮する。 【関連記事】 イチロー 3番構想の背景に長距離砲の獲得と新