声優・三森すずこの1stアルバム「好きっ」がリリースされた。 2010年の声優デビュー以来、アニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ」シリーズのシャーロック・シェリンフォード役や「ラブライブ!」の園田海未役を好演し、さらにはそれらの作品のキャラクターソングでスマッシュヒットを飛ばし続けてきた三森。そんな彼女の初めてのソロアルバムには畑亜貴、しほり、矢野博康(ex. Cymbals)、前澤寛之、渡辺翔、小松一也などアニソンシーン内外の名うてのクリエイターたちがこぞって参加。どこまでもブライトで、どこまでもポジティブな14曲を提供している。 声優として、ソロボーカリストとして順風満帆ともいえる活動を続けてきた三森すずこという人物はいかにしてできあがったのか。アルバムの聴きどころとともに三森に聞いた。 取材・文 / 成松哲 撮影 / 小坂茂雄 バレリーナに憧れて ──まず「好きっ」のトラックリストを