NTT西日本と会津大学は、グリッドコンピューティング技術を利用した惑星探査データ解析の共同実験を10月20日より開始すると発表した。 今回の実験は、NTT西日本のフレッツシリーズユーザーのPCの余剰能力を仮想スーパーコンピュータとして利用するグリッドコンピューティング技術「ひかりグリッド」を利用して、惑星探査機が取得した画像データに基づく惑星地質学的データ処理と解析、関連する計算機シミュレーションを行なうもの。実験対象は、小惑星探査機「はやぶさ」が取得した小惑星「イトカワ」の惑星探査データで、NTT西日本がグリッド技術や計算リソースの提供を、会津大学が解析ソフトウェアの開発や画像データの提供、計算結果の評価などを行なう。 実験は、10月20日から2008年3月末までを予定しており、実験の進捗状況や結果は東京大学総合研究博物館で開催される特別展示「異星の踏査-アポロからはやぶさへ-」にて随時