Salesforce.comは、同社の新しい製品「Chatter」が企業に受け入れられ、利用されることを望んでいる。 2010年2月に開始した同コラボレーションサービスのベータテストを終え、同社は、同製品を一般向けに提供する準備が整ったと述べている。同製品は、Microsoftの「SharePoint」やIBMの「Lotus Notes」に対抗して設計されているが、Salesforce.comは、Chatterを企業向けのFacebookのようなものと表現するのが適切だとしている。 ただしChatterでは、高校時代のクラスメートをフォローするのではなく、企業の従業員が同僚、特定のビジネス文書、またはデータをフォローできるようにする。例えば営業担当者は、交渉中の契約をフォローし、案件の詳細に進展があった場合にその情報を得ることができる。サポート担当者は、バグレポートをフォローし、解決策が見