アダルト動画からロボット、太陽光発電まで、幅広い事業を手がけるDMM.com。企業価値が10億ドル以上で非上場の“ユニコーン企業”と言われるまでに同社を成長させた、創業者の亀山敬司氏とはどのような人物なのか。新領域に挑み続ける「事業」、ユニークな制度を採用する「組織」、そして謎に包まれた「日常」を深掘りすることで、同氏の素顔に迫る。(全3回)。 第2回は「組織」について。優れたアイデアを持ち込んできた外部の人間をトップである亀山氏自身が直接雇用する通称「亀チョク」など、他社にはない斬新な制度を導入する狙いや、2000人を超える社員への評価に対する考えを聞いた。 「亀チョク」が生まれた理由 ――DMM.comは、若手社員が提案したアイデアを事業として採用するなど、若いうちから活躍できるイメージがあります。その一方で、役員など幹部は活躍できるのでしょうか。 幹部も30~40代だから、若いっちゃ
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