初期プリキュアプロデューサーが語る「大人のプリキュア」 ―プロデューサー鷲尾天―2011年04月08日11時00分 提供: 10作品目をむかえるプリキュア映画、「プリキュアオールスターズDX3」が公開された。 「プリキュア」のファン層にはメインターゲットの女の子だけではなく、実は大人の男性も多い。幅広い層に愛される理由は諸説あるが、今回は「プリキュア」シリーズの礎になった初期の5年間にわたり、不動の人気アニメの基礎を作り上げたプロデューサー・鷲尾天さんに、プリキュアの黎明期のお話や仕事術を伺った。 ――いきなりですが、鷲尾さんの経歴を拝見しますと、『プリキュア』を手がけるまでは、男の子向けの作品をプロデュースされていますよね? 女児向けのアニメを手がけるにあたって、最初はかなり戸惑われたのではないでしょうか? 鷲尾天(以下、鷲尾):そうですね、それまで『キン肉マン』とか『釣りバカ日誌』