「まごころサポート」という名称で、高齢者向けのお手伝いサービスを手がけるMIKAWAYA21(みかわやにじゅういち)が、現在開発しているのはボタン1つで生活情報を得られ、家族ともコミュニケーションをとれる「MAGOボタン」だ。MIKAWAYA21の神谷智子氏に事業概要とさくらのIoT Platform採用について聞いた。 21世紀にお互いが助け合う社会を取り戻したい MIKAWAYA21の「まごころサポート」は、30分500円で高齢者のさまざまな手伝いを提供するサービス。MIKAWAYA 21の創業者である青木慶哉氏は、奈良県生駒市の新聞販売会社を経営していたときの経験を元に、まごころサポートの事業を全国に展開している。こうした事業を立ち上げた背景について、MIKAWAYA21の神谷智子氏はこう説明する。 「新聞配達員としてスタッフが集金に伺うと、お年寄りからいろいろな困り事が寄せられるの