鹿児島県鹿屋市と大崎町にまたがる事業用地に、太陽光発電所を建設する計画が発表された。およそ200万m2の広大な敷地に設置されるのは、約340,740枚の太陽電池モジュール。完成が実現すれば、国内最大級規模のメガソーラーが誕生することになる。 だが、注目すべきはその圧倒的なスケールだけではない。このプロジェクトの背景にこそ、海外メディアが注目する驚きの理由がある。 完成予想図 実はこの場所、30年以上前にゴルフ場の建設計画が頓挫し、手つかずの状態となっていた土地。それゆえ、長年にわたって地元民から有効活用が望まれていたのだ。稼働が開始されれば、年間約35,730tのCO2削減に寄与するだけでなく、雇用の創出や税収の増加など、地域社会に大きく貢献できるものと期待されている。 プロジェクトの担い手は、複数の企業。京セラ株式会社が太陽電池モジュールを供給し、株式会社ガイアパワーと株式会社九電工が発