北薩エリア 霧島/姶良エリア 中薩エリア 大隈エリア 南薩エリア 離島エリア 市内北エリア 天文館エリア 市内中央エリア 鹿児島駅エリア 鹿児島大学周辺エリア 市内南エリア
鹿児島湾のほぼ中央に浮かぶ桜島(鹿児島市)は、昔から活発な火山活動を繰り返してきた。今回は江戸時代の安永8(1779)年から天明元(1781)年にかけて起きた噴火と被害について取り上げよう。 安永8年9月29日の午後6時ごろ、桜島周辺で、やや大きな地震が発生した。10月1日の朝になると島中の井戸の水がまるで温泉のように沸騰し、正午には、島の中央からやや南の南岳付近で噴火が起きた。これが一連の噴火の第1期だ。 続く第2期は10月中旬から11月中旬ごろまでで、噴火活動は島北東部の高免付近に移動。島の北斜面数カ所に火口が開き、島北側の海岸近くの海中にも噴火による新島が形成された。 11月中旬以降は第3期となり、噴火活動は島北東の海域に。翌年6月までに、噴火によって10個前後の新島が生じた。ただ、この周辺は海岸近くの浅い海域だったため、噴火の影響による津波は起きなかった。 だが、7月以降の第4期で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く