北欧フィーカ|スウェーデン・ストックホルムの旅|アスプルンドの森の十字架。世界遺産、森の墓地へ。|Scandinavian fika. 世界遺産、アスプルンドの森の十字架。 ひんやりと冷たいスウェーデンの夏の静かな朝。ストックホルムの中心から南へ5km。グリーンラインに乗って、スクーグスチルコゴーデン(Skogskyrkogården)駅へ向かいます。駅から続く菩提樹の並木のトンネルをくぐると、どうしてもこの目に焼きつけておきたかった、あの景色が見えてきます。 「北欧モダンの父」スウェーデンの巨匠、エリック・グンナール・アスプルンド(Erik Gunnar Asplund)が、生涯をかけて築いた世界遺産「森の墓地(Skogskyrkogården)」。 広大な針葉樹の森には、約10万もの墓石が木漏れ日を浴びてたたずんでいます。森の十字架に触れ、楡の木の丘に立つと、自然と建築が融け合う緑のラ