技術概要 本工法は、鉄道高架橋のバラストを除去することなく、軌道上から含浸止水材を散布するだけで床版止水を施す、極めて合理的な漏水補修工法です。 特徴 ・ バラストを除去することなく、軌道上から含浸止水材を散布するだけの手軽で合理的な補修工法です。 ・ 床版に到達した含浸止水材は、水分移動に伴ってコンクリート内部まで浸透し、コンクリート内部に止水層を形成します。 ・ 砕石に付着残留した含浸止水材は、後の降雨により床版へ再散布され、コンクリートのひび割れ部に効率的に供給されます。 ・ 一般的に行われる床版下面からの補修と異なり、上面からの浸水自体を防止できます。 ・ 床版下面からの補修と異なり、コンクリートの含水率を高めること、それにより繰り返し荷重による疲労劣化が促進されること及び凍害が助長されることなどがなく、コンクリート構造物の延命化を図れます。 ・ 漏水に対する維持管理の負荷を大幅に