[東京/上海 7日 ロイター] 米マイクロソフトMSFT.Oによる総額約410億ドル(約4兆2000億円)での米ヤフーYHOO.O買収が成功した場合、米ネット検索大手グーグルGOOG.Oのアジアでの成長スピードは減速する可能性がある。 ヤフー取締役会は1株当たり31ドルでの同買収案を「過小評価」だと拒否しているが、アジアのポータル事業で苦戦するマイクロソフトが米ヤフーを傘下に収められれば、中国の電子商取引最大手アリババ・ドットコム1688.HKや日本の検索最大手ヤフー4689.Tとの連携の可能性にもつながってくる。米ヤフーはアリババ・ドットコムの株式39%、日本のヤフーの株式約33%を保有している。 一方、グーグルは、日本の検索シェアでヤフーに後塵を拝しており、中国でも検索市場で百度公司BIDU.Oに大きく差をつけられている。 アナリストらは、マイクロソフト・ヤフー連合がアジアで成功するた