途上国から世界に通用するブランドをつくる―― 第一弾は、“メイド イン バングラデシュ”のバッグブランド 大学卒業後、訪れたバングラデシュの地。 途上国に必要なのは仕事、その中でも、ものづくりではないかと感じたという、経営者であり、デザイナーでもあるマザーハウスの山口絵理子社長。 「バッグをつくるつもりではなかったが、ジュートとの出合いがスタートになりました」と語る、その行動力はすさまじい。創業2年目にして自社工場を現地につくり、裁断から仕上げまで一貫した生産体制を確立。 並行して日本国内での販売にも自らが出向き、卸先を開拓すると同時に直営店も開設させるなど生産と販売の両方を手掛けてきた。 現在、日本国内に直営5店舗を有し、8月27日にはモザイク銀座阪急に直営店をオープンさせる。途上国でのものづくりにこだわり続ける情熱と夢の源泉はどこにあるのか、探ってみたい。 かわいそうだから買ってあげ