IEはこの日を最後に最新版(Windowsごとに異なる)以外のサポートが打ち切られる。今後はたとえ脆弱性が発覚したとしても、修正のためのアップデートは提供されない。 米Microsoftは1月12日(日本時間13日)、9件の月例セキュリティ情報を公開してInternet Explorer(IE)やOfficeなどの脆弱性を修正した。IEはこの日を最後に古いバージョンのサポートが打ち切られ、各Windowsで利用できる最新版のIEに移行しない限り、脆弱性修正などのアップデートを受け取ることができなくなる。 月例セキュリティ情報9件のうち6件は、最大深刻度が最も高い「緊急」に指定されている。このうちIE用の累積的なセキュリティ更新プログラム(MS16-001)はIE 7~11を対象に配信され、2件の深刻な脆弱性に対処した。 しかし今後は、各Windowsで利用できる最新版のIE(デスクトップ版