Googleは米国時間3月14日、ビデオ技術「WebM」をウェブに組み込むという同社の計画における主要な弱点に対処するため、ハードウェアへの実装を目的としたバージョンの「VP8」動画エンコーダをリリースした。 WebMプロジェクトのエンジニアリングマネージャーであるAki Kuusela氏はブログ投稿で、VP8のハードウェア実装は「H1」と呼ばれているが、今回の製品は「Anthill」と命名されたと述べた。Anthillは、プロセッサが実際に命令を実行する方法に近い非常に低レベルの記述であるレジスタ転送言語(RTL)の形式が採用され、ロイヤルティフリーで使用できる。 Kuusela氏は次のように述べている。「このH1ハードウェアエンコーダは、非常に低い電力消費で高品位の動画処理を実行でき、CPUの計算処理をほとんど使用しない。H1エンコーダは、VP8ビデオエンコーディングのプロセス全体をホ
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