企画から発売まで3年 営業マンは反対、社長が押し切る 7月21日に発売される「うなぎコーラ」。ネット上では「ご飯に合いそう」「うな重のタレにしか見えない」などと話題になっています。開発したのは静岡県島田市の木村飲料。これまでにもカレーやワサビ、緑茶味の炭酸飲料を世に出してきました。「大手が100人中97人おいしいという商品を売り出すなら、われわれは残りの3人がおいしいという商品を作ろう」と話すのは社長の木村英文さん(59)。単なる話題づくりではなく、地場の中小企業ならではの戦略がありました。 企画から発売まで3年 今回発売される「うなぎコーラ」は、コーラ味の炭酸飲料にウナギエキスを加え、飲んだ後にかば焼き風の香りがする商品です。色もかば焼きを意識し、カラメルであめ色にしてあります。 静岡の特産品「うなぎ」とコーラのまさかのコラボレーション。「インパクトがあって、でもおいしい。そんな飲み物を