2005.04.16 虫の好かないヤツとのコミュニケーション (27) カテゴリ:カテゴリ未分類 渥美清の「泣いてたまるか」の第3巻を買った。ここに収められている「浪花節だよ人生は」はとても気に入った。それは、渥美清が演じる登場人物の魅力に寄るところが大きいが、その渥美清演じる繁三という男を、何となく虫が好かないヤツと思っている男が登場する。しかし、お互いに嫌悪感を抱いている人間同士が、やがてはその嫌悪感を越えて信頼感さえ持つという展開がとてもいいと思った。それは、無理やり出来すぎた話として信頼感を描くのではなく、納得の出来る自然な話として受け取れたからだ。 この物語に登場する繁三という男は、建築現場である飯場と呼ばれているところを流れ歩いている肉体労働者(これは、昔は「差別語」のように使われていた時代もあったが、今は、「肉体労働者」という言葉を知らない若者もいるのではないだろうか。もちろ
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