Googleが検索エンジンの王者となって久しい。1998年に誕生した数名の組織は、検索連動型広告で莫大な利益を手に入れるとともに、Gmailを始めとする各種オンラインサービスを世に送り出し、ウェブの巨人となった。Googleのことを、ある人は"先生"と呼び、ある人は"神"と形容するまでになった。 だが、当初「形のない」アルゴリズムとソフトウェアの力で急激に成長したGoogleは、いつの間にか「形のある」ハードウェア製品を手がけるようになった。そこにはGoogleが開発したプロダクトもあれば、会社ごと買収したプロダクトもある。そして、それらハードウェア製品群の繋がりは、Googleとの接触機会を極大化させるという上位概念でしか認識できないくらいに多様化している(農業分野に進出する可能性も示唆されているくらいだ)。 そこで今、Googleが手がけているハードウェア製品の中で公にされているものの