●立ちふさがる予算という壁 被写体はもちろん、デジタルカメラなどだ。 いままで必要があれば友人の物撮り用の設備を貸してもらっていたのだが、そうそう借りているわけにもいかない。 なんとかして自前で揃える必要が出てきたわけだ。 しかし、大きな問題が目の前に立ちふさがっている。 予算だ。 こういった撮影によく使われる業務用のリファーが3万円ちょっと、そして背景ホルダーが1万円というところだ。 この不況のご時世にサクっと4万円以上もの予算を使うわけにもいかない。なによりネタにならないではないか(笑)。 というわけで、自作してみることとした。 と、ここまで読んだ読者はこう思うのではないだろうか。 「こんなものを自作したところで、一般ユーザーにとっては使い道がないのでは?」と。 しかし、使い道は大いにあるのだ。 一般人が利用して、小物を綺麗に撮って他人に見せる必