たった一人でピッチに声を送るということ2013年11月4日、Jユースカップ決勝トーナメント1回戦。予選リーグを抜けて晴れの舞台に臨んだ二つの新興ユースチーム、つまり栃木SCユースとガイナーレ鳥取U-18の2チームには、そんな「一人サポーター」がそれぞれに付いていた。 僕が初めて「一人サポーター」を目にしたのは、1999年8月の日本クラブユース(U-18)選手権だったと記憶している。一人で太鼓を叩き、選手の名前をコールし、チャントを歌う。角田誠、松本昂聡といった人材を擁していたとはいえ、当時は新興チームだった京都サンガユース(現・京都サンガU-18)を熱いサポートで支える姿を見て、「なんてヤツだ!」と瞠目したものだった。 一緒に語り合い、声援を送る共同作業の楽しさは容易に想像できる。他方、一人サポーターにそうした楽しみはあるまい。そこにあるのが、孤独感と、ある種の気恥ずかしさであることも、想
adidas CUP日本クラブユース選手権(U-18)1次ラウンド第2日 「浦和レッズユース 7-0 ガイナーレ鳥取U-18」 補足しておこう。浦和レッズユースのCBである5番の齋藤一穂は決して小柄な選手ではない。177cm。むしろサイズのある選手だが、とてもそうは見えない。高さというのは相対的なものだということを思い知らされる写真だ。緑のユニフォーム、鳥取の12番は畑中槙人。1996年6月7日生まれの高校2年生で、身長203cm・体重77kg。ちょっと確認のしようがないものの、日本サッカー史上“最長”選手かもしれない。 畑中は大敗に終わった試合について「悔しい」と漏らしつつも、「相手のほうがうまいし、強い相手とできる。(全国大会は)楽しいです。全国のレベルが分かる」と大敗にも前向きな姿勢を崩さなかった。この日は、巧みな胸トラップからのポストプレーで起点を作るなど好プレーも見せた。ゴールこ
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