５日のＪ１開幕戦でセ大阪と「大阪ダービー」を戦うガ大阪の西野監督が３日、「殴られたら殴り返すというのではなく、殴り続けたい」と一方的な勝利を宣言した。 　両チームとも攻撃的サッカーが売り。ともにアジア・チャンピオンズリーグ初戦に勝った勢いもあり、「いい開幕戦になると思う」。が、点の取り合いはしないつもりだ。 　４月の初防衛戦に向けて練習を公開したＷＢＣフェザー級王者の長谷川穂積の発言を引用して「キレイな顔で終わりたい」と監督。言葉通りに無失点の完勝といくか。

【Ｇ大阪対Ｃ大阪】後半、シュートを決めたＧ大阪・安田（左）と抱き合って喜ぶルーカス、平井＝１８日、万博記念競技場（志儀駒貴撮影） １人少ない相手に２点差を追いつかれたが、Ｇ大阪は後半２３分、ＤＦ安田理がリーグ戦１０１試合目で初ゴールを決め、点の奪い合いを制した。今季ホーム最多２万９７３人を集めた「大阪ダービー」。敗退が優勝戦線脱落を意味する戦いで、金髪の２２歳は「取る時には取る男やな。自分でも思います」。久々の“安田節”で、歓喜のＧ大阪サポーターを沸かせた。　決勝点を奪ってＭＶＰに輝いたナビスコ杯初優勝から３年。当時は日本代表の新星として大きな注目を浴びたが、その後はＧ大阪で「調子が悪くない」と思っていても、控えに回る時期もあった。西野監督は「アグレッシブなところだけを、評価するといけない」と持ち上げるのは避けたが、ザッケローニ監督も観戦した注目の舞台でより力を発揮できる男。「負けたら終わ

9月18日（土） 2010 J1リーグ戦 第23節 Ｇ大阪 3 - 2 Ｃ大阪　（19:03／万博／20,973人） 得点者：2' 宇佐美貴史（Ｇ大阪）、12' 中澤聡太（Ｇ大阪）、52' 乾貴士（Ｃ大阪）、55' アマラウ（Ｃ大阪）、68' 安田理大（Ｇ大阪） スカパー！再放送 Ch181 9/20（月）前11:30〜 ☆新機能／試合速報一覧はここをクリック!! ☆クラブサポーター対抗totoリーグ投票受付中！ ---------- ●西野朗監督（Ｇ大阪）： 「半分はアドバンテージをもらった中での戦いで、ああいう状況なら更に圧倒しなくてはいけない試合を考えなければとけなかったが、セレッソの強さというか…改めて感じながら、ガンバとすれば全体的には後半の入り10分を除けばプラン通りで、いいスタートをした中で試合を…完全にはコントロールできなかったですが、効率のいい攻撃は出来た

9月18日（土） 2010 J1リーグ戦 第23節 Ｇ大阪 3 - 2 Ｃ大阪　（19:03／万博／20,973人） 得点者：2' 宇佐美貴史（Ｇ大阪）、12' 中澤聡太（Ｇ大阪）、52' 乾貴士（Ｃ大阪）、55' アマラウ（Ｃ大阪）、68' 安田理大（Ｇ大阪） スカパー！再放送 Ch181 9/20（月）前11:30〜 ☆新機能／試合速報一覧はここをクリック!! ☆クラブサポーター対抗totoリーグ投票受付中！ ---------- ●安田理大選手（Ｇ大阪）： 「最初のシュートを外した時点で今日はないかなと思ったんですけどね（笑）。１本目は完全にボールをとらえていて、ジャストミートしていたので…ただ、後半途中からヤットさんが左に入ったから、ボールは来るだろうなと思ってプレーしていたし、その中で実際にいいチャンスがきて、あれは１年に１回しかないゴールだとは思うけど、僕のゴー

◆　大阪ダービー制し４位浮上　◆ 　各地で第２３節の７試合が行われ、Ｇ大阪はホームの万博競技場でＣ大阪と対戦した。ザッケローニ日本代表新監督（５７）が見守る中、開始早々の前半２分にＵ−１９日本代表ＦＷ宇佐美貴史（１８）が相手ＧＫとの１対１を迎え、右足で先制点。４年後のＷ杯ブラジル大会を目指す高校３年生が、チームの勝利を呼び込む今季５得点目でイタリア人指揮官に猛アピールした。 ◆　香川に刺激「自分も代表に入りたい」　◆ 　＜Ｇ大阪３−２Ｃ大阪＞アドレナリン全開の１８歳がいきなり魅せた。開始早々の前半２分、ＦＷルーカスからの横パスを受けた宇佐美が相手ＧＫとの１対１を迎える。右足でのトラップから冷静に右足を振り抜くと、ボールはゴール左に吸い込まれた。 　「あれは決めるだけ。早い時間帯に取れて良かった」。初出場となるダービーマッチで、日本代表のザッケローニ監督が視察に訪れた一戦。気合の入り方がひと

◆ ２位Ｃ大阪との大阪ダービー ◆ 　Ｇ大阪の１８歳がザックへ強烈なアピールに出る。あす１８日に大阪ダービー（万博）を控え、チームは１６日に万博競技場で非公開で調整した。２トップの一角として先発が決定的なＦＷ宇佐美貴史（１８）は、初のダービーマッチ出場へ気合十分。さらに日本代表のザッケローニ新監督（５７）が視察に訪れるとあって、初の代表入りへ自身の個性を発揮することを誓った。 ◆ 「優勝を狙う意味でもいつも以上に勝たないと」 ◆ 　この状況下にあって燃えないわけがない。勝ち点３差と迫る２位Ｃ大阪との大阪ダービー。さらに日本代表のザッケローニ新監督が視察に訪れるとあって、宇佐美のモチベーションは最高潮に高まっていた。 　「同じ大阪のチームだし、優勝を狙う意味でもいつも以上に勝たないといけないという気持ちが強い。新しい代表の監督にもアピールできれば」 　敵地でのダービー（３月１４日）はベンチで

今季絶望も…森島いまだにボール蹴れず 左足関節骨折で長期離脱しているＪ１大分のＦＷ森島康仁（２１）が７日、東京都内で精密検査を受け、最悪の場合は再手術が必要で今季絶望となる可能性があることが分かった。森島は５月５日の大宮戦で負傷し手術。当初は全治２カ月と診断されたが、回復が大幅に遅れ、いまだボールを蹴ることもできていなかった。９日にクラブ側、チームドクターと治療方針を話し合って結論を出すが、チームは慢性的なＦＷ不足で降格の瀬戸際にあり、原強化部長は「高橋、金崎らでスクランブル態勢を組むしかない」と危機感を募らせた。