日本サッカー協会の犬飼基昭会長(68)が5日、南アW杯視察から帰国した。到着した成田空港で、退任の意向を表明している岡田武史監督(53)の後任となる日本代表監督の“監督像”を明らかにした。 自ら「要件」と表現したのは、(1)「きちっとした哲学がある」(2)「日本が好き」(3)「がんこじゃない」(4)「マスコミとうまくやれる」(5)「カリスマ性がある」(6)「五輪世代(現21歳以下)も指導できる」の“6カ条”。 (2)について「日本人ならいいけど」としたが、原博実技術委員長を中心に人選を進めている後任監督候補は、ビエルサ・チリ代表監督やペケルマン・元アルゼンチン代表監督、オリベイラ・鹿島監督ら外国人ばかり。 外国人の場合、(6)については長期の日本滞在が必要で交渉のネックになる可能性もあるが、一貫した指導が重要として必須とした。 また、犬飼会長は「W杯後にすべてを総括し、次の日本サッカーをも