メモを死蔵させないためには、「不安だから」という理由だけなら敢えて取っておかないという方法を紹介した対談編。今回は、メモ活用のための具体的なチュートリアルを、“優先と劣後を分ける”というキーワードで解説します。 →対談編 メモは放っておくとすぐにたまってしまいます。メモというのは「今の自分」が「未来の自分」にあてた手紙のようなものですから、メールをさばくための方法がそのまま応用できます。すなわち、優先すべきメモと劣後(優先の反対)すべきメモとを明確に分けて、それぞれに適切な対応をとる、ということです。 飛行機の客席を「ファーストクラス」と「エコノミークラス」の2つに分けるのに似ています。限られた資源(この場合は席)の分配方法を最適化することで、収益を最大化させるわけです。高い料金を支払ってくれるお客さまには応分の資源を提供しますが、余らせてしまっては意味がありません。 メモについても、最優
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