また、この表中に記載したオペレータ以外にも、北アフリカ・ナイジェリアのGlobacomが1月にLTE商用サービスを開始。高度な無線技術を利用するLTEは、技術力の優れた日本や欧米などの先進国が先行していると考えがちですが、アフリカや東欧などの新興国でもサービスが開始されるなど、世界中で広がる動きを見せています。 3Gの音声通信を組み合わせたLTE端末も登場 現在、各オペレータが提供するLTEサービスは、USBタイプやPCカードタイプのデータ通信用端末が主流です。その中で、米国のMetroPCSではすでに音声通信が可能なハンドセット型のLTE端末を提供。前回説明したCSフォールバック機能は用いていないようですが、音声通信は既存の3G(CDMA)、データ通信は高速なLTEを利用する仕組みです。 LTEでは将来、音声通信を含め、オールIPのネットワークが利用されますが、移行段階の現実解として3G