ABL(Asset Based Lending:動産・債権担保融資)とは、借り手の事業活動そのものに着目し、農畜産物(牛、豚、野菜など)等動産や売掛金を担保に資金を貸し出す仕組みです。 これまで担保としてあまり活用されてこなかった動産等が評価され、新規の融資枠が設定されることで、資金調達手法が広がり、必要なタイミングで必要な運転資金を借りることができるようになります。 農林漁業者は、生産物(牛、豚、野菜など)などを担保に提供。 金融機関は、担保評価を行い、貸出枠を設定。担保評価は必要に応じて評価機関を活用。 農林漁業者は、貸出枠内で融資を受ける。 農林漁業者は、契約に基づき、定期的に事業内容、担保物件の状況等を金融機関に報告。 金融機関は農林漁業者からの報告を基に評価替えを行い担保額が減少するなどの場合には融資枠を調整する。