タグ

コミックに関するtaizouzoのブックマーク (3)

  • 皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

    阿部洋一という漫画家がいる。 彼の独特な作風は間違いなく評価されるべき才能であると思うのだが、ものすごい不遇。圧倒的に不遇。 地味な作家ならいろいろ打ち切られても当然だと思わなくはないのだが、彼に関しては間違いなく光る何かを持っている。それでいて埋もれている。 グーグルで画像検索してみれば独特なのはすぐにわかる。 まずデビュー作の「少女奇談まこら」という作品があるのだが、これは未だ完結していない。 この作品は原作付きで、原作は平野俊貴(魔法騎士レイアースなどの監督)植竹須美男(アニメ脚家)の2人。 「ゲゲゲの鬼太郎」をオマージュした妖怪漫画で、妖怪皇の血を引く少女まこらが、お供の妖怪と共に父母を探す旅に出るお話。 2006年にリイド社の月刊少年ファングで連載を開始したのだが、1年後にその雑誌は休刊。 作品自体は好評だったようで、その後、講談社のピテカントロプスというウェブコミック誌で「ま

    皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか
  • コミックを数冊読んで『ダークナイト』は傑作だと確信した。 - シン・くりごはんが嫌い

    2008年に公開された『ダークナイト』で目立った感想が「単なるアメコミの枠を越えた良質なクライムムービー」というものである。これは、日人の中でアメリカのヒーローコミックに対するなんらかの概念があって、それは「くだらない」とかいうたぐいのものなのだろうが、この文面には「アメコミヒーローもののくせにこんなに骨太な犯罪劇が出来てすごいなぁ」という意味合いが含まれている気がしてならない*1。 ところが当のクリストファー・ノーランは『ダークナイト』制作時にこんな事をインタビューで言っている。 「バットマンの映画を作る人間は必ず訊かれた事があるはずだ「どのコミックを参考にしたんですか?」ってね、答えは“全部”さ、ありとあらゆる作品に目を通すに越した事はない。でも私に監督就任を決心させたのはただ一つ『ロング・ハロウィーン』だけだ。一級のクライムストーリーだよ。ジェフ・ローブは、バットマンユニバースなら

    コミックを数冊読んで『ダークナイト』は傑作だと確信した。 - シン・くりごはんが嫌い
  • 既視感のある青少年健全育成条例についてのコメント - 内田樹の研究室

    東京都の青少年の健全な育成に関する条例の制定をめぐって、表現規制についての議論がさかんである。けれども、「有害な表現」とは何かという根の問題は主題的には問われていない。 最初に確認しておきたいのは、「それ自体が有害な表現」というものは存在しないということである。 どれほど残虐で猥褻な図画や文字であっても、マリアナ海溝の底や人跡未踏の洞窟の中に放置されているものを「有害」と呼ぶことはできない。どのような記号も人間を媒介とすることなしには有害たりえないからである。全米ライフル協会の定型句を借りて言えば、有害なのは人間であって、記号ではない。 「有害な表現」というのは人間が「有害な行為」をした後に、「これが主因で私は有害な行為に踏み切りました」とカミングアウトしてはじめてそのように呼ばれることになる。 有害な行為の実行に先んじて(有害な行為抜きで)、存在自体が有害であるような記号というものは存

  • 1