老舗の国産SNSとして知られる、ミクシィが揺れている。人の交流プラットフォームを本業とする企業であるにもかかわらず、人の感情を無視したかのような、やや乱暴な人事異動を実施。社内外に大きな波紋が拡がっているのだ。 ミクシィはフェイスブックなど競合SNSに押され、苦戦が続く。広告収入の減少により、2014年3月期の売り上げは80億円(前期126億円)へと急縮小、営業利益は16億円の赤字に転落する見込みだ(前期25億円の黒字)。 この危機を打開するため、6月に就任した朝倉祐介社長をトップとする新経営陣は、50億円のM&A資金を用意して矢継ぎ早に事業買収を敢行。400人以上いる社員のうち半分以上を配置転換する大胆な人事異動も進めている。その配置転換の過程で、“事件”が起こった。 中身は次のようなものだ。10月18日、時短勤務の女性社員を含む複数部署の正社員約30人が渋谷・道玄坂にある貸会議室に呼び
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