概要 一意制約(unique constraint)とは、リレーショナルデータベース(RDB)でテーブルにデータを追加・更新する際の制約の一つで、その列の中でデータが一意(他と重複しない)でなければならないという制約。 一意制約を設定した列では、その列の中にデータの重複があってはならず、すでに他の行に存在するのと同じデータを入力しようとするとデータベース管理システム(DBMS)によって拒否されてエラーとなる。ただし、値なし(Null値)の行が複数存在することは可能である。 一意制約はCREATE TABLE文やALTER TABLE文でCONSTRAINT句とUNIQUEキーワードを用いて設定することができる。列の定義に続けて「CONSTRAINT 制約名 UNIQUE」とすればその列に制約が設定され、テーブル定義の末尾で「CONSTRAINT 制約名 UNIQUE (列名1,列名2,…)