前回はPyramidのUnencryptedCookieSessionFactoryConfigを使ったセッションの利用方法を確認しました。 UnencryptedCookieSessionFactoryConfigでは、容量やセキュリティの面で実際のアプリケーション開発には使いづらいので、今回はBeakerというライブラリを使ったセッション管理を試してみます。 BeakerはPyramidに特化したものではなく、PythonのWebアプリケーションにセッション機能とキャッシュ機能を提供してくれるライブラリです。 これをPyramidで簡単に利用できるようにしてくれるラッパーが、pyramid_beakerです。 それぞれインストールしますが、pyramid_beakerをインストールすればBeakerもインストールされます。 pip install pyramid_beaker