相続・遺言、会社設立といった行政書士の仕事のことや、法律・裁判関係の役に立つ時事ネタ、広島の地元ネタなどを紹介していきます。 親や祖父母の不動産を、子供や孫に生前贈与したいというご相談を受けることがよくあります。 ところが、生前贈与に伴う税金についてご存知の方は少ないようで、税金についてご説明すると、そんなにかかるの?と驚かれます。 まず、贈与には高額の「贈与税」が課せられます。 例えば親から子に3千万円の土地を生前贈与するとしましょう。 この場合、基礎控除額110万円を引いた2900万円に、税率50%を掛け、最後に控除額225万円を引きます。 (3千万円-110万円)×0.5-225万円=1225万円 つまり、3千万円の土地を贈与した場合、1225万円の贈与税を支払う必要があるということです。 さらに、不動産を贈与した場合、贈与税のほかにも「不動産取得税」が課せられますし、登記をするとき