永遠と工事が終わらない「日本のサグラダ・ファミリア」との呼び声も高い横浜駅。 実際、1928年(昭和3年)に現在位置に移転して以来、一度も全工事が完成した状態になったことはない。約80年以上、絶えることなく駅構内や周辺のどこかで様々な工事が行なわれてきた。 そんな横浜駅だが、2020年に新駅ビルが完成すると言われている。横浜駅西口駅ビル計画は、横浜市が進める「エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)」をけん引するプロジェクトの一つであり、横浜駅周辺を、駅を中心として7地区に分割し、文化やエンターテインメントのまちなど、地区ごとに求める機能や景観の指針も定まっている街づくりの中心となる。 建設予定地は、2011年3月に営業終了した旧駅ビル「シァル」と「エクセルホテル東急」跡地(横浜市西区南幸1)で、敷地面積は約8,700平米、延床面積は約94,000平米。駅前棟は地上26階・地下3階建