マンション経営の問題は「空室」ではない！？賃貸経営で利益を得続けるポイントとは
収益物件へ投資をした不動産オーナーの悩みの中で一番多いものは、やはり「空室問題」だろう。実際に空室が長期化し、なかなか埋まらないがために賃貸経営の状態が悪化しているという投資家も存在する。中にはキャッシュフローが赤字化してしまい、ローンの返済もままならないという最悪なケースもあるほどだ。 今回は、そのような問題に対してどのような対策をすれば「空室問題」が改善できるのか。さらには、どのようにすれば賃貸経営を成功させることができるのか等、不動産投資の核心に迫る。 不動産投資で成功している経営が上手な投資家は、入居者の退去をネガティブには考えない。不動産投資＝事業と考えているため、むしろ退去や空室は「手を加えるチャンス」とポジティブに考えている人が多い。現在、空室問題を抱えている、もしくは、居住者の退去の時期であるなら、部屋のイメージや設備を現代に合うようなリノベーション・リフォーム工事をするチ
不動産投資のプロが行う収益物件の設備投資戦略
数ある金融商品の中から投資ではなく、ひとつの事業として不動産経営で成功している投資家は実際に存在する。不動産投資のプロが、不動産市場でどんな収益物件をどのように「人気物件」にして収益を上げているのだろうか。たとえ、人気の街に存在する不動産に投資をしたところで、肝心な物件に魅力がなければ入居者は集まらない。 収益物件では物件そのものの造りや立地も重要だが、実際に入居者が暮らす「部屋のインテリアや設備の魅力」をアップさせることも忘れてはいけない。 今回は、不動産投資で成功している人が行っている物件の「設備投資」について解説する。 物件への設備投資で、投資コストと入居者のメリットが一致しやすいのが、ワンルームタイプの部屋だろう。なぜなら、仮に60平米で賃料15万円のファミリータイプの部屋の場合、内装を新築同様に新しくすると約100万円のコストがかかる場合も少なくない。これではコストがかかりすぎる
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