死亡事故多発、全国ワーストに 埼玉知事が非常事態宣言
県内で死亡事故が多発していることを受け、上田清司知事は２７日、交通死亡事故多発非常事態宣言を初めて発令した。県内の交通事故死者数は２６日現在で３６人となり、全国ワースト１位。交通死亡事故の抑止を目的に、県警も２７日から３月末まで、取り締まりやパトロールなど対策を強化する。 県防犯・交通安全課によると、同宣言の実施要綱は今年１月に策定、運用が開始された。２月２６日現在の死者３６人は過去３年間の同時期の平均より１３人多いため、初めて発令された。同宣言の発令を受け、県は県民に注意喚起し、県警や市町村などと協力して交通安全対策に取り組む。 県警交通企画課によると、県内では１８日から９日間にわたり全国ワースト１位が続いている。２６日現在で２位の千葉県（３２人）を４人上回っており、同課は「かなり深刻な事態」としている。 時間帯別では午前４〜６時が７件で最も多く、午後４〜６時が６件と続いた。県警は午前５
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