よく酒の席で話題に上がることが多いドラえもんですが、最近、ドラえもんのどこでもドア社会科学があつい。 どこでもドアが現代に現れたら一体社会はどうなってしまうでしょう。まず身近なところから考えていきましょう。人通りの多さや、店舗数の多さに依存している商店は、あっという間に淘汰されるでしょう。どの店舗に行くのにも、手間は同じですからね。どれだけ郊外にあろうと、一番安いディスカウントストアに人が集まるになります。そのため一番安い価格設定をできる大手企業だけが生き残り、コンビニや個人商店は壊滅するでしょう。多くの失業者が生まれます。 移動手段としての自動車ももう必要ありません。金持ちの道楽になります。日本の自動車業界は、部品の製造、完成品の製造・販売や整備、ガソリンスタンドの経営などを入れると、500万人近くの雇用を抱えています。単純にその雇用が半分になるだけで、失業率は4%近く上がります。航空業