何度も歯医者に通い、削って、詰める──虫歯治療は患者にとって時間もカネもかかる。しかし、その虫歯治療の主流をなす「銀歯」をめぐり、一部の歯医者が患者の信頼を裏切るような治療を行なっている。『やってはいけない歯科治療』著者でジャーナリストの岩澤倫彦氏が、静かに広がっている危機をレポートする。 * * * ◆発がん性の指摘も これからあなたが虫歯の治療を受けようとしていたら、ぜひ注意していただきたい。粗悪な銀歯で治療される恐れがあるからだ。 「患者さんに黙って、『ニッケル・クロム合金』や『銀合金』が、銀歯として使用されています。それが口腔内で、どのような影響を及ぼすかお分かりですよね? どうすることもできず、心苦しい限りです」 こう内実を明かすのは、銀歯を製作している歯科技工士だった。保険診療で一般的に使用される「銀歯」は、金12%、パラジウム20%、銀40%以上を含む、金銀パラジウム合金=通
東邦大学医療センター大森病院 スキンヘルスセンター(東京都大田区大森西6-11-1、臨床教授:関東裕美)では、病的皮膚、健康皮膚に関わらず抗老化も目指し、臨床を通じ知見の蓄積に努めています。 金属アレルギーが原因とされる皮膚のトラブルは、発汗の多い夏に増加しやすいといわれます。金属は、身につけるアクセサリーや触れる機会の多い硬貨だけでなく、調理器具から医療器具まであらゆるところで使用されており、私たちの生活に欠かすことのできないものです。 当レポートでは、金属アレルギーの正しい知識や対策法についてお伝えします。 人間の皮膚は、金属に触れただけでアレルギー反応を起こすことはほとんどありません。金属アレルギーは、汗や唾液などによって、金属から溶出した「金属イオン」が皮膚のたんぱく質と結合すると、それを体が「異物」とみなし、拒絶反応を起こすことによって起こります。 汗をかきやすい夏は、皮膚表面で
虫歯の治療費には公的保険が適用される 結論から言いますと、虫歯の治療には、基本的に公的保険が適用されます。 虫歯は身体に起こった異常であり、虫歯治療は公的医療保険のカバー範囲内だからですね。 公的医療保険とは「会社員などが加入している健康保険」や「国民健康保険」などのことです。 公的保険が適用されれば、治療費の負担は1~3割ですみます。 具体的には保険適用で以下のような治療ができます。 虫歯を削り、歯にできた穴を埋める 虫歯を削り、型取りしたあとで詰め物をする 神経部分の治療や被せ物 簡単な抜歯 部分入れ歯やブリッジ(条件による) ただし詰め物などの素材によっては、保険適用外となります。 またインプラントも自由診療なので保険適用外となり、全額自費負担です。 虫歯治療が目的で、詰め物や被せ物の素材などを選ばないなら、基本的に保険が適用されると考えてよいでしょう。 虫歯の状況別にみた治療費の相
骨の痛みは、掌蹠膿疱症が原因かもしれません! 『関節が痛い、骨が痛む』などの症状が、実は『掌蹠膿疱症』(しょうせきのうほうしょう)が原因だった、というケースがあります。そして『掌蹠膿疱症』は、『お口の中の金属』が原因で起きることがあります。 先日来院されたTさん(40歳代男性)は、数年来、掌蹠膿疱症で苦しんでこられたそうです。足裏のひび割れがひどい時には、痛くて足をつくことができず、歩くのもつらいとのこと。Tさんは、これに加えて骨関節炎の症状があり、寝返りが大変なくらいな痛みの時もあるそうです。 骨関節炎は、手や足の裏の皮膚炎とは全く関係ないように思われますが、掌蹠膿疱症の患者さんのうち数割程度に骨の変形が見られ、重症化すると眠れないほど痛む方もいらっしゃるそうです。 特に、鎖骨や頸椎、腰椎、骨盤などの骨から痛みが出ます。 Tさんは、いろいろ掌蹠膿疱症についてご自身でお調べになり、原因の一
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