記事を書く以上、多くの方に読んでほしいので題名には工夫を凝らす。とはいえ「一生使える共通言語とは大げさすぎる」と思われた読者がいるかもしれない。本題に入る前に題名に込めた意味を書いておく。 「一生使える」とは「長持ちする」を強調した表現である。長持ちするからSEを一生続けるのであればその言語は一生使える。 「SE」の定義は色々あろうが、ここでは「顧客の要望をくみ取って情報システムを設計し開発できる人」とする。 「共通言語」は、SE同士はもちろん顧客とSEの間でも通用する。ローカルではなく世界各国で使われている。 以上の意味を頭に入れて「一生使えるSEの共通言語」とは何かを考えていただきたい。 長持ちしSEと顧客が使えるもの 本稿で用意した答えは「データモデル」である。データモデルは記述された成果物だからデータモデリング手法や表記方法が言語かもしれない。 実は質問の前にデータモデルあるいはデ
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