「iPhoneはiモードケータイの後釜」と誰かがネット上で書いているのを見かけたことがある。海外では徐々にAndroidのシェアが高まっているのに対し、日本国内ではiPhoneが相変わらず売れ続けている。iPhoneの生態系が日本だけで進化していき、ガラパゴス端末化するのでないかと皮肉っているのである。実際には、新興国などで低価格帯のAndroid端末が大量に売れているのであって、海外でもiPhoneを使っているユーザーは多いはず。ガラパゴス化とは言い過ぎだろう。 そんなことを考えつつ、電車の中でふと周囲を見ると、人々が手に持っている端末は随分とiPhoneが多いようだ(写真1)。試しに、情報機器を手に持っている人たちが何を使っているのか数えてみた。電車3両分を調べてみると32人中でiPhoneが18人、Androidスマートフォンが11人、iPadが1人、ゲーム機が1人、パソコンが1人だ
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