葉山生まれの小さな出版舎「ハンカチーフ・ブックス」が最初の一冊として、光岡知足先生の生命哲学の集大成とも言える『大切なことはすべて腸内細菌が教えてくれた〜人生を発酵させる生き方の哲学』が、このほど刊行されました。 「この小さな本は、生涯の多くの時間を腸内細菌に関する研究に費やしてきた私の考え方、そして生き方が詰まった一冊です。 私は1930年生まれですから、ことしで85歳になります。 研究者としての第一線は退きましたが、かれこれ60年あまりにわたって、未知の生き物と言っていい腸内細菌に関わってきました。」 こんな一文から始まる、光岡先生のライストーリーであり、そこから醸し出される哲学の本。これまでありそうでなかった、魂を揺さぶるような深いメッセージの込められています。