作品は、 「青いパパイヤの香り」や 「夏至」で知られる ベトナム系フランス人、 トラン・アン・ユン監督が手がける 「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」で、 木村さんは他人の痛みを 自らの肉体に引き受ける 不思議な能力を持つ青年を演じる。 物語は香港マフィアや 探偵、警察に追われる青年と女性の 逃走劇を描いたサスペンス。 イ・ビョンホンさんは、 木村さんが演じる青年と一緒に 逃走している女性を 溺愛(できあい)する香港マフィア役。 「パール・ハーバー」「ブラック・ダリア」に出演した 米俳優のジョシュ・ハートネットさん(30)が、 青年の父からの依頼で 青年を捜索する探偵を演じる。 探偵が青年を見つけ出すと、 彼は全身に致命的な傷を負って 身動きの取れない姿で 発見される場面もある。 木村さんは現場で、 メーク担当と 「ここに傷口を足そう」 と話し合ったり、 特殊効果担当者に 「口に血を含んで、