小学館の月刊マンガ誌「ゲッサン(月刊少年サンデー)」の創刊号(756ページ、500円)が12日発売された。巻頭カラーであだち充さんの新作ラブコメディー「QあんどA(キュー&エー)」を36ページ掲載、あずまきよひこさんの「あずまんが大王・補習編」、「結界師」の田辺イエロウさんが描く読み切りギャグマンガ「バースデイ」など20作を収録。 あだちさんの「QあんどA」は15歳の少年、庵堂厚が主人公。6年ぶりに以前住んでいた家に戻ってきた厚は、美しく成長した幼なじみの少女・遊歩と再会する。部屋には、小6の時に事故で死んだはずの兄・久が幽霊となって現れる……というストーリー。 「ゲッサン」は、「漫画力絶対主義」をテーマに、アイドルのグラビアやゲームなどのページを設けず、マンガの読み応えや完成度などに力を入れる月刊マンガ誌。市原武法編集長代理は「月にまとまったページで作品が描けるのは月刊マンガ誌だからこそ