1.はじめに特に哲学的や戦略的に示唆に富んだ本というわけではないんだけど、なにか書き残したくなったこの本。日経BPが出していて、いかにも業界トレンド&斜め読み本のようにしか見えなくて、半分バカにしていた。 だけどこのカテゴリの書籍をきちんと読んだことがなかったのとfacebookでスクラムベンチャーズの宮田さんが推していたのもあり(彼はシリコンバレーの少し先のマーケットトレンドのことをよく言い当てる)買ってみることにした。 そして今回、私が書いたこの書評というか、随想みたいな書き物を読んで、フードテックにたくさんの人がもっと参入し、自分の興味のあることを誰かが先んじてやってしまっても構わないと思う。 こんな感覚になるのは2017年にブロックチェーンレボリューションという本を読んで以来のことだ。要約はしないので自分の文脈で感じたことを以下書いてみようと思う。 2.フードテックと自分との関わり