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書評に関するtakashnaのブックマーク (1)

  • 『幸福論』 アラン著/神谷幹夫訳 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    言葉を憎んでよいのか。 あの日以来、言葉が揺れ続け、言葉が怒濤(どとう)となり、我々に襲いかかり、言葉が汚染し、漂っている。 言葉を恨んでよいのか。 崩れ、散乱したの山から、あの文庫を探す。愛読したあのを。以前と変わらぬ言葉を求めて。 「多くの者が恐怖を、ことばでもってやっつけている。しかも強い論拠をもって。ところが、恐怖を感じている者はその理由など聞かないのだ」「優しさや親切やよろこびのしぐさを演じるならば、憂(ゆううつ)な気分も胃の痛みもかなりのところ直ってしまうものだ」 切れ切れに読んだ言葉を信じたわけではない。きれいごとだ、嘘(うそ)だとも思う。 でも、それでもとページをめくり続ける。 「自分でやること、人にやってもらうのではない。そこにはよろこびのいちばん深い意味がある」「死者たちは生きようと欲しているのだ。君のなかで生きようと欲しているのだ。君の生を通して、自分の欲した

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