「エンジニアが支持する本に賞を贈り、エンジニアの思いを世の中に広めるきっかけを作りたい」とスタートした同賞。セッションでは、事前に行われたWeb投票で上位に選出された技術書・ビジネス書、計6タイトルの著者や編集者が、書籍の魅力を伝えるプレゼンテーションを行った。おすすめ書籍の「読みどころ」が分かるプレゼン内容や授賞式の模様をお伝えする。 バラバラに習得した知識がつながる“インフラ本” 書籍のプレゼンは、技術書3タイトル、ビジネス3タイトル冊の順で行われた。最初は、みやたひろし氏の『インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門』。本書では「気持ちの悪いネットワークを日本からなくしたい」という熱い思いから、ネットワーク構築で最も大切と著者が考える基本設計が扱われている。基本設計の内容には、物理設計、論理設計、セキュリティ設計・負荷分散設計、高可用性設計、管理設計が含まれる