松谷 みよ子(まつたに みよこ、本名:松谷 美代子[1]、1926年2月15日 - 2015年2月28日)は、日本の児童文学作家。 父は社会派の弁護士で、無産政党代議士となった松谷與二郎。元夫は児童文学関係者で人形劇団座長の瀬川拓男[2]。自伝に『小説・捨てていく話』(1992年)、『自伝 じょうちゃん』(2007年)がある。瀬川康男との共著『いないいないばあ』は2020年11月24日付で339刷700万部出版されており、絵本の歴代発行部数1位となっている[3]。 1926年(大正15年)、東京市神田区元岩井町(現・東京都千代田区岩本町)に4人きょうだいの末っ子として生まれる[4][5]。西巣鴨第五尋常小学校から東洋高等女学校に進み[6]、1943年に卒業。11歳のときに父が交通事故死し、家の事情もあり大学には進まずに旧日本勧業銀行に就職、その後JTBで編集に従事する。1945年、東京への